フルスタック! 遊び方ガイド
『フルスタック!』は、エンジニアの技術をカードにして「バグ」と戦うデッキ構築ローグライトです。ググる、定時退社、リファクタ——集めた技術の束が、そのままあなたのキャリアになります。1ラン10〜15分。
▶ フルスタック!を遊ぶはじまりは適性アンケート
ランの最初に、6問の適性アンケートに答えます。前半3問で回答した分野のカードが出やすくなる配属ガチャにより初期デッキのうち4枚が抽選されるので、同じ答えでも毎回少しちがう手札でキャリアが始まります。たまにレア枠(デバッガ、コンテナ化など)を引くことも。
なお、配属先のリポジトリには前任者の「あとで直す」×2が最初から残っています。引き継ぎとは、そういうものです。
基本ルール
- メンタルがHPです。0になると燃え尽きてラン終了。
- 毎ターン集中力3が回復します。カードの左上の数字がコスト。払える範囲で何枚でも使えます。
- 余裕はそのターン限りのバリア。敵の攻撃を先に受け止めてくれます。
- 敵は次の行動を予告してきます(ATK 5=5ダメージ、PIERCE=余裕を貫通、HEAL=回復)。予告を見てから守るか攻めるかを決めるのがコツです。
- 各戦闘には見積もりターン数があります。以内に解決すれば定時退社(メンタル回復)、超過すると残業で毎ターンメンタルが削れます。安全に構えるか、速攻で定時に帰るか。
カードの色=技術の分野
カードの左のふちと右上のラベルの色は、その技術の分野を表します。どの分野を集めたかは、ラン終了時のキャリア診断に影響します。
| 検索(青) | ググる・正規表現など。調べて解決する系 |
|---|---|
| 脳筋(赤) | 気合・徹夜など。強引だが代償がある系 |
| 守備(緑) | 定時退社・コンテナ化など。身を守る系 |
| 効率(紫) | リファクタ・自動化など。仕組みで勝つ系 |
| AI(シアン) | ChatGPT系。強いがたまに嘘をつく |
| 人脈(黄) | 先輩・ペアプロなど。人に頼る系 |
技術的負債=「あとで直す」
コピペなどの手抜きをすると、デッキに「あとで直す」(技術的負債)が混入します。基本は手札を圧迫するだけの邪魔なカードですが——実は使えます。使うと集中+1。ただし負債がもう1枚増えます(1ターン1回まで)。
今日を凌ぐために切るか、明日の手札のために我慢するか。リファクタや型をつけるで返済もできます。この付き合い方があなたの「働き方」です。
気をつけたいバグたち
| 再現しないバグ | 1ターンおきに姿を消して攻撃が当たりません。「ログを仕込む」と消えなくなります。 |
|---|---|
| 仕様変更 | 3ターンごとに回復します。直すそばから仕様が変わる、あの感じです。短期決戦で。 |
| 本番でしか出ないバグ | 攻撃が余裕を貫通します。定時退社が効きません。回復や早期決着を。 |
| 倒したのに復活した? | チケットが再オープンされました。直ってなかったようです(1体1回まで)。 |
| 相方が急に強くなった? | マージコンフリクトです。倒したバグを取り込んで強化されました(たまに起きます)。 |
知見とキャリアパス
バグを解決するたびに知見がたまります。基本は1件につき1、案件の最後の1件と金曜の障害対応は少し多めです。さらに一度も削られずに解決すると+1、カード報酬を見送ると+1。余裕を固めて完封する戦い方も、デッキを増やさず薄く保つ戦い方も、どちらも知見という形で報われます。
この知見を注ぎ込むのがキャリアパス——フロントエンド・バックエンド・インフラ・セキュリティ・QA・データ・AI活用・マネジメントの8系統のスキルツリーです。1つの道を極めれば専門職、広く浅く取ればフルスタック。どのエンジニアに育つかはあなた次第です。
伸ばせるのは案件をひとつ納めたとき、つまりランを通して3回だけ。それまでは画面上の「知見」ボタンから、たまった知見と次に取れるノードを眺めて作戦を練ってください。画面はパッケージマネージャ風で、選んだノードは career install @career/be@2 のように表示されます。前のノードを取っていなければ requires と出ます。
学んだ道は戦闘のログにも [BE] [QA] のようなタグで現れ、戦闘後に選べるカードもその道に寄っていきます。バックエンドを伸ばせば脳筋のカードが、データを伸ばせば検索のカードが出やすくなる、という具合です。
各系統のいちばん奥のノードは、別の系統をひとつ知っていることを条件にしています。E2E自動テストにはCI基盤が要るのでインフラを、全文検索にはクエリの土台が要るのでバックエンドを、それぞれ最初のノードだけ取っておく必要があります。ひとつの道を極めるにも、隣の職種を少しは触ることになる、という設計です。条件を満たしていないノードは破線で表示され、選ぶと requires @career/sre@1 のように理由が出ます。
ひとつの系統をいちばん奥まで伸ばしきると、その道の証としてカードが1枚デッキに加わります。バックエンドならバルクインサート、QAならリグレッションスイート、マネジメントならチーム招集。1ランで到達できるのはたいてい1系統なので、極めた人だけが手にする8枚です。
適性アンケートと配属
ランの最初に6問のアンケートがあります。前半3問は初期デッキを、後半3問の職種についての質問は配属先を決めます。配属先はキャリアパスに印がつくだけで、性能上の有利はありません。どの道に進むかは、あくまで案件を納めながら自分で決めてください。
案件クリアのふりかえり
案件(ステージ)をクリアするとふりかえり(KPT)があります。キャリアパスを伸ばしたあと、デスク環境を3択から1つ整えられます。デュアルモニターで手札を増やすか、人間工学チェアでメンタル上限を上げるか。地味な買い物ほど効きます。
キャリア診断とシェア
ラン終了時、育てたキャリアパスから「なった職種」が決まり、何を選び、どう働いたかからキャリア称号が診断されます。「徹夜の常習犯」「仕様ですで通す人」「ググり力こそ実力」——負けても診断は出ます。むしろ負けたときの方が味わい深いかもしれません。結果はXでシェアできます。
カードずかん
全カードの効果と、元ネタになった開発用語のミニ解説(コードレビューとは何か、LGTMの意味…)はカードずかんで読めます。進行中のランのデッキもここで確認できます。
このページのルール説明は、タイトル画面の「$ fullstack --help — あそびかた」からゲーム内でも読み返せます。
セーブについて
ランの進行は自動でお使いの端末内に保存され、外部には送信されません。中断しても「つづきから」で再開できます(再開は現在の戦闘の最初から)。
最終更新:2026年8月23日