
ABOUT
タイムループ恋愛ADV『四十秒の交差点』のスピンオフです。舞台は同じ町。繰り返される月曜日のすみずみに、繰り返された時間の澱——オリと呼ばれる小さな精霊たちがたまっています。鳴れなかった目覚まし時計、売り切れの札、置き忘れの傘。町の暮らしの忘れ物が、そのままモンスターになった世界です。
戦えるのは、信号が青のあいだ。40秒=4ターンで決着がつかなければ、相手は澱にとけて消えてしまいます。短い戦闘を積み重ねて、絵馬にオリを写し取り、図鑑を埋めていく。ゲームボーイカラー時代の収集RPGを、スマホの縦画面ひとつに凝縮しました。
FEATURES
図鑑を埋める
場所と時間帯で湧く種が変わり、雨の周回だけ・現実の月曜日だけに現れる種もいます。まれに淡くひかる「ヒカリ」の個体も。図鑑のヒントを頼りに探し歩きます。
10秒まきもどす
失敗した写し取りも、もらった一撃も、直前の手番ごとなかったことにできる看板メカニクス。戻せる回数はオリの生まれつきで、時計にちなむオリほどよく戻せます。
わざを選んで型を作る
わざはオリごとに決まったものをレベルで覚え、同時に使えるのは4つまで。確定クリティカル、攻撃して入れ替わる、相手を倒さない「てかげん」——どれを残すかで役割が決まります。
かさねて、覚醒
同じ種をもう一度写し取ると「かさね」で強くなり、上限まで育つと覚醒して切り札を1戦闘に2回使えます。ダブりが無駄にならない設計です。
WORLD
探索の舞台は、いつもの町から始まります。神社、学校、商店街、川べり、うら山。図鑑が進むと線路のむこうのとなり町へバスで行けるようになり、駅やゲーセン、としょかんに棲む新しいオリたちに出会えます。
そして夜。それぞれの町の真ん中に、積もりに積もった大きな澱——主が現れます。40秒で削りきれるかどうかの、この世界なりのボス戦です。勝てば町の朝がすこし変わり、物語が先へ進みます。
ストーリーは原作と同じノベル形式。クラスメイトの明日香と、幼なじみの千夏。ふたりと過ごす繰り返しの月曜日の先に、五十年前にこの町で月曜日を数えていた誰かの痕跡が待っています。
HOW TO PLAY
時間はプレイヤーが進めます。朝・昼休み・放課後・夜——すきなだけ探索してから「つぎへすすむ」。一日を終えると手持ちは全回復して、また朝の交差点から。全滅してもオリもレベルも失われません。急かされずに、すきなペースで集められます。
戦闘のコツはタイプ相性です。朝は昼に、昼は夕に、夕は夜に、夜は朝に強い。分の悪い相手には「いれかえ」を。写し取りは相手を弱らせるほど成功しやすく、「てかげん」を覚えたオリがいると倒しすぎの事故がなくなります。
DEPTH
同じ種をもう一度写し取ると、そのオリに「かさね」が積まれて強くなります。積みきると覚醒して、切り札を1戦闘に2回つかえるように。まれに出会う「ヒカリ」のすがたは切り札の威力がさらに伸びるので、雨の周回だけの種・霧の日にしか会えない種とあわせて、図鑑を埋めたあとも探す理由がつづきます。
町には寄り道もあります。神社では周回ごとに1回、絵馬をめくって持ちものやかさねを引けます。みなとまちでは釣りざおを手に入れて水辺のオリを釣り、いちばでは拾ったかいがらを持ちものと交換。ゲーセンの筐体からは、このサイトのほかのゲームへそのまま遊びに行けて、向こうで自己ベストを更新して戻ってくると景品がもらえます。
いつもの町の主をしずめると、順番固定の連戦でどこまで行けるかを競う「40秒ラッシュ」が神社に開きます。記録は端末に残り、セーブデータのバックアップからファイルに書き出しておけます。長く育てる作品なので、区切りのいいところでどうぞ。
ORIGIN
この町がなぜ月曜日を繰り返すのか——本編は、告白した瞬間に世界が同じ朝に巻き戻る、選択で結末が変わるタイムループ恋愛ADVです。オリ図鑑を先に遊んでも、本編を先に読んでも大丈夫。作品紹介はこちら、本編はこちらから。
同じ町のスピンオフはほかにも——40秒を生き延びる『よんじゅうびょう。』、夜のパズル『よぞらのかけら』、大群で渡る『みんなでわたる。』、守る側の『まもってわたる。』、別の学校の失踪をあつかう『現像されない三日間』。オリたちの元ネタになった町の風景に、あちこちで出会えます。町の外の番外編として、エンジニアのカードゲーム『フルスタック!』もあります。
開発の裏側は制作ノートに書いています。
公開日:2026年8月18日 最終更新:2026年8月23日